【剥落防止】

剥落防止工事は、コンクリート構造物の破損・落下事故防止のためにコンクリート表面に樹脂や含浸材を塗布することで耐久性を高める工事です。
橋桁・トンネル・ボックスカルバートといった新設コンクリートの保護はもちろん、経年劣化したコンクリート構造物の耐久性改善にも効果てきめんで、早期に処置することにより剥落事故を減らすことができます。

■ ハイブリッドシート工法

コンクリートの剥落防止工法一つとして、「ハイブリッドシート工法」が挙げられます。
ハイブリッドシート工法は、剥落防止性能に優れた2軸メッシュを織り込んだ特殊ラミネートシートを貼るだけで耐候性に優れた剥落防止が施工可能です。

■ 特徴

ハイブリッドシート工法の主な特徴を以下に挙げております。

①コンクリート片の剥落対策工法であること
優れた剥落防止性能を備えており、現場施工日数の短縮が可能です。

②塩害や中性化などの劣化対策も可能
コンクリート保護塗装と同様に、塩害や中性化の抑制性能を併せ持った工法です。

③剥がさず、そのまま重ねて補強できる
今後鋼板圧着やCFRP接着で補強する際に、当初の施工が無駄になりません。

④従来の工法と比べて、交通規制日数がおよそ半分に
道路上の交通規制を行わなければならないような跨道橋、高架橋といったスピーディーな施工が求められる箇所に最適です。

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